子どもの「学校に行きたくない」について考える

福岡県(春日市、那珂川市、大野城市周辺&オンラインも対応)で臨床心理士による心理・学習支援を行っている「こころ先生」です♪

ゴールデンウィークも終わましたね!みなさんいかがお過ごしでしょうか?

4月のはじめに行き渋りがあった子は少しずつ環境に慣れてきて、落ち着いてきたかも…!?という子もいれば、この時期くらいから突然「学校に行きたくない」と言い始めて戸惑っています…!というケースも、もしかしたらあるかもしれません。

「学校に行きたくない」には、一人一人背景が違い、さまざまな理由が隠れているので、個々に詳しくお話を聴いていく必要があるのですが、

【真面目で、頑張り屋さんで、周りの期待に応えようと行動できて、これまで一生懸命周りの期待やスピードに合わせてきたけど、ある日プツッと息切れしてしまった】

このようなタイプのお子さんは、この時期くらいから疲れが出てきて、ある日突然「学校行きたくない」という形でSOSが出てくることがあります。

学校では「特に問題ないです」「お友達と仲良く遊んでいます」「よく頑張っていますよ」と言われることも多いんじゃないかな。

周りも本人も無理していることに気付いていない、というケースです。

学校は時間割が決まっていて、今は何をする時間、次はこれをする時間、休憩は5~10分、その間に体操服に着替えて(着替えにモタモタ)、教室を移動して(持ち物なんだっけ?)・・・

結構、忙しいんですよね。苦なくできる子もいますけどね。

でも、世間(学校)のペースを早いと感じている子もいます。

あ、私もその一人でした・・・(笑)

時々ふとした瞬間どっと疲れてしまうんですよね~。

とある本で、体感時間を図る方法があって試してみたところ、平均が1だとしたら、私は3倍くらい遅かったんですよ!そりゃ疲れるわ(笑)

少し話が逸れましたが、こんな子にとってまず必要なことってなんだろう?と考えたときに、まず思い浮かぶことは、

【この子が自分のペースで過ごせる場所・時間は確保されているだろうか】

おうちでゆっくり過ごしたり、だらだらしたり、意味なくぼーっとしたり、気のままにお絵かきをしたり、ゲームをしたり、テレビを見たり。

自分のペースを取り戻すための時間が必要なんじゃないかな。

これまでずっと周りのペースについていこうと頑張ってきたんだもん。

これまでずっと周りの期待に応えようと頑張ってきたんだもん。

端から見たら、「怠けている!」「さぼっている!」って思う人もいるかもしれないけど、こんなふうに考えてみると少し見方が変わりませんか?

こんな頑張り屋さんは、エネルギーがちゃんと充電されたら、また自ら動き出しますよ~!

こころ先生は、学習の遅れ、特別支援、不登校など、より丁寧な個別サポートが必要なお子さまのための家庭教師です。

一人一人のペースに合わせた心理・学習支援を行っています。

主に福岡県春日市・那珂川市周辺で訪問による心理・学習支援を行っています。
オンライン授業も行っているので、その他の地域にお住まいの方にも対応可能です。

あなたのペースだからこそ生み出せるものがあるはず。こころ先生と一緒に見つけていきましょう!

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